バイソンウェーブ(BISONWAVE)フローター比較

バイソンウェーブは、2018年7月に廃業したゼファーボートのフローター販売をそのまま引き継いだメーカーです。

「フローターの中でも圧倒的人気だったゼファーボート。もうあの完璧なフローターを買うことはできないのか?」と残念に思っていましたが、2019年4月にバイソンウェーブからゼファーボートと同じフローターを販売すると発表されました。

ゼファーボートのフローターが復活!バイソンウェーブ株式会社とは一体・・・[ブログ記事]

バイソンウェーブのフローターは、値段は少し高いですが、機能性の高さ・広い収納スペース・速いスピードと、高いスペックを備え、小さな野池から中規模なダム湖まで、幅広い用途に利用できます。

バイソンウェーブのフローター一覧

写真 特徴
C型フローター BW123C(バイソンウェーブ)
  1. BW123C-TS(2024年モデル)
    ※カーキカラー追加
BW123C

乗り降りしにくいO型と、形状バランスの悪さからなる不安定なU型の欠点を改善する為に、前方に少しだけ切れ目を入れ、乗り降りもしやすく、バランスも崩さない革新的な形状のフローター。

重量も6kgと軽く、車から池までの距離が遠く重い荷物を運び切れないフィールドにも良いですし、コンパクトに収納が出来るので、自転車やバイクなどで移動して釣行する場合にも良いと思います。小規模野池向けのフローターなら、私が知る限りこれが最強!

欠点はやはりフィンだけの移動になるので、進水スピードが遅いこと。あまり大きな池での釣行には向いていない。あと、体型が大きい人には狭く感じるかも。

オール付きH型フローター BW145H(バイソンウェーブ)
  1. BW145H-TS(2024年モデル)
    ※カーキカラー追加
BW145H

抜群の安定性を備えたH型フローター。見た目も良く、オール付きでスピードも文句なし!ただ、収納力の無さがやや残念。

V型フローター BW148V(バイソンウェーブ)
  1. BW148V-TS(2024年モデル)
    ※カーキカラー追加
BW148V

船首をV字の鋭角にしたことで、水の抵抗を最小限にとどめ進水スピードをアップさせたフローター。

しかし、フィンで進水する以上、劇的に早くなるわけではないので、これを買うくらいなら、値段は一万円高くなるが、オール付きのBW148VSKを購入した方が良い。BW148VSKなら、オールが不要な規模の池であれば、取り外しができる。ただ、オール付きを一度乗ってしまうと、普通はいらないとはならない。

座席の後ろにタックルボックスや釣竿といった荷物を少し積めるので、BW123Cに比べて収納力があるのも特徴。

オール付きV型フローター BW148VSK(バイソンウェーブ)
  1. BW148VSK-TS(2024年モデル)
    ※カーキカラー追加
BW148VSK

BW148VKのV型フローターにオールが付いたタイプ。また、BW145Hとは違い、座席の後ろにタックルを載せられる収納力がある。

軽さ・スピードの早さ・乗り降りのしやすさ・荷物の積載量の多さ、どれを取っても基本性能の高い万能型。

オール付きVH型フローター BW158VH(バイソンウェーブ)
  1. BW158VH-TS(2024年モデル)
    ※カーキカラー追加
BW158VH

【人気No.1】

バイソンウェーブのH型が欲しいなら、これが一番おすすめ。H型の安定感はもちろんの事、座席の後ろにもBW148VSK並の収納力が付いた。

オール付きフローターの中ではNo.1のスピード。また他のフローターよりも着座位置が高いので、フィンの操作性が若干下がるものの、膝下までしか濡れないので、水が冷たい日も快適!

オール付きV型フローター BW168V(バイソンウェーブ)
  1. BW168V-TS(2024年モデル)
    ※カーキカラー追加
BW168V

BW148Vの上位モデル。

全長が168cmになったことで、安定感がアップ。ソルト対応となり、海での使用も可能とされている。

そして、最も大きな改良点が『エレキ』が搭載可能になったこと。ブラケットも付属しているので、あとはエレキモーター本体とバッテリーを準備すれば、エレキモーターで移動が楽な釣行ができる。

しかし、定価は9万円越えとかなり高額。今までのフローターよりも3万円近い値上げです。

さらに、重量も重たくなり、持ち運びも大変になります。よってオススメできるのは「エレキを絶対に使う」という方だけですね。

オール付きVH型フローター BW175VH(バイソンウェーブ)
  1. BW175VH-TS(2024年モデル)
    ※カーキカラー追加
BW175VH

BW158VHの上位モデル。

基本的には、同時期に発売された「BW168V」と性能は同じです(安定性アップとエレキ搭載)

しかし、VH型フローターの欠点でもある後方の収納スペースの狭さを補う為、他のフローターと比べると少し大きいサイズで作られており、安定性も高く、体格が良い人でもゆったりと座れます。

サイズが大きい分、定価は9万円越えと高いですが、フローター最上級モデルと言っても過言ではないでしょう。

ハンドエレキ対応U型フローター BW178U(バイソンウェーブ)
  1. BW178U-TS(2023年モデル)
BW178U

BW175VHの類似モデル。

このU型フローターは、VH型フローターよりも造りがシンプルなので、値段も7,000円安く設定されています。

ただし、U型フローターは水の抵抗を受けやすく、進水スピード・船体の安定性はVH型フローターよりも劣ります。

もし、海で使用しない(強風や波の影響を受けるフィールドで使用しない)&オールは使わずエレキだけで移動する場合には、このBW178Uでも十分です。

ビッグサイズH型フローター BW184H(バイソンウェーブ)
  1. BW184H-TS(2023年モデル)
BW184H

太った方向けのフローターです。

船内スペースも広く、安定感の高いH型を採用しているので、今まで普通のフローターでは窮屈に感じた人でも、ゆとりをもって乗ることができます。

管理人のオススメモデル

エレキを使わないなら「BW158VH」、エレキを使うなら「BW168V」です。

BW168V」と「BW175VH」のどちらかで迷うところはありますが、できるだけコンパクトなタイプが好きな私は「BW168V」を選びます。

バイソンウェーブフローターの型番について

バイソンウェーブのフローターの型番についての解説

バイソンウェーブの型番は、そのフローターの全長・形状・機能を表しています。

フローターの形状については、下記の記事をご覧ください↓

フローターのタイプの違い(O型・D型・U型・C型・V型・H型)

2023年モデルは、型番の最後に「TS」という文字が記載されています。

「T」はタフボディ(熱溶接により耐久性アップ)、「S」はセーフティーバルブの搭載(空気の入れ過ぎや熱膨張による余分な空気を自動で排出する機能)を表しています。

  • BW123C-TS
  • BW145H-TS
  • BW148V-TS
  • BW148VSK-TS
  • BW158VH-TS
  • BW168V-TS
  • BW175H-TS
  • BW178U-TS
  • BW184H-TS