中古フローターをおすすめしない理由

フローターって、意外と値段が高いので、中古を検討する気持ちは分かります。

でも、中古フローターはオススメしません。

なぜなら、結合部分が剥がれやすいから。

フローターは、オールを取り付けるところやバックを取り付けるところなどに接着剤を使ってパーツが取り付けられています。

この接着部分の劣化は、保管状況によって劣化に大きく差が出るんです。

例えば、塗れたままの状態で保管していたり、高温多湿になりやすい車の中にずっと入れてあるような場合、劣化も早くなります。

中古だと、どんな環境で使われてきたか、保存されてきたかが分かりません。

場合によっては、買ってすぐ色々な箇所が剥がれていくという危険性もあります。

実際、僕のフローターも大事に扱ってきたつもりですが、それでも、一か所剥がれてきた部分があります。

「踏ん張りベルト」というパーツが付く部分です。

踏ん張りベルト(ゼファーボートのフローター装備)

ここに足を掛けてオールを漕ぐと、力が入るので早く漕げるという仕組みですが、かなり大きな負担が掛かります。

買ってから五年以上も過ぎてますし、仕方はないと思いますが。

一応、自分で修理できますが、接着剤でべた塗りで見た目がなんとも…

フローターの補修

また、保管状態が悪いとパンクの原因にもなりますし、目に見えない傷や穴が空いている可能性だってあります。

それらの修理コストや手間、バーストするリスクなどを考えると、中古品よりも、もう少しお金を出して新品を買った方がいいと思いますよ。