記事公開日

バス釣り、やめようかな。

ホコリを被った複数の釣り竿とリール

「バス釣り、やめようかな。」

と、ふと思うことがある。

 

別に嫌いになったわけじゃない。

飽きた訳でもない。

 

釣りに行きたい!と思っても、行けないことが多すぎるのだ。

 

所詮はしがない個人事業主。

決まった休日なんてものはなく、永遠に仕事は終わらない。

 

加えて、朝めずめと夕まずめの時間にモロ被りする子供の送り迎え。

週末は保育園・学校の行事。

猛スピードで毎日が過ぎ去って行く。

 

「子どもが手を離れたら、気が済むまで遊べるよ!」なんて人生の先輩たちは言うけれども・・・

 

そのときに、釣りできる場所は残ってる?

まだ体力はある?

まだ釣りを好きでいられてる?

 

どこにも保証はない。

 

「釣り竿もルアーも全て捨ててしまえば、釣りのことを忘れられるかもしれない」

「いっそのこと、バス釣りをやめてしまった方が気が楽なのかもしれない」

 

そんなことを考えてしまう。

 

みんなの釣果もあまり見れなくなった。

釣り番組が始まるとチャンネルを変えてしまう。

あれだけ好きだった釣具屋にも行きたくない。

 

釣りに行けない釣り人にとって、それらは目の毒。

拷問だ。

 

いや、本当は逆。

全てがワクワクの源だった。

 

「次の休みの日はこの池に行ってみようかな?」

「このルアーで釣ってみたいなぁー」

 

なんて思いを巡らせてくれる大事な情報源。

でも、次に釣りに行ける日はいつになるか分からないから、つい目を背けてしまう。

 

もちろん、無理をすれば行けないわけではない。

「時間がない」なんて言い訳にすぎない。

実際、昔はどんなに眠くても頭が痛くても行ってた。

 

でも、もう40歳だぜ?

「老い」というものは恐ろしく、体調不良や仕事へのパフォーマンスを理由に慎重になってしまう。

 

とにかくここ数ヶ月、バス釣りに行けてない。

嘘みたいな奇跡が重ならない限り、釣りになんて行けやしないのだ。

 

そう、奇跡でも起こらない限り・・・

 

そんな奇跡が・・・

この日、起きた!!!

 

習い事で子供の迎えが要らない水曜日。

仕事で必要な部品が遅延で届かない(とても良くない)

天候良し、風良し、体調良し。

11月15日(水)宮崎県都城市「御池」 12:00~15:00

快晴の御池

久しぶりの御池。

やっぱりロケーションは最高です。

気温19℃の快晴で、水もキレイ!

 

貴重な一日なので、魚探も積んで必死のフローターフル装備。

さー出発です!

御池に浮かぶフローター

とはいえ、甘くはない御池。

しかも真昼間。

簡単に釣れてくれるとは思えません。

 

ふと魚探を見ると、5m付近に気になる魚影。

何の魚かは分からないし、大してあてにはしてないけれど、もしかするとボトム以外の釣りができるかも?

魚探に映る魚影

とりあえず、ミノーを付近のエリアにキャスト。

水に交わる生い茂った枝木

すると、早速のヒット!

ブラックバスを釣り上げる様子のアニメーション

御池らしいナイスなバスが釣れてくれました。

45cmくらいのブラックバス

バスの匂い、久しぶり。

魚の臭いがする手のひら

しかし、その後は全くバイトなし。

いつもの御池って感じで終了です。

透き通った緑色の水

でも、やっぱバス釣り最高だね!

やめられないね。

この記事のURLをコピー

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。また、* が付いている欄は必須項目となります。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

関連情報

運営者プロフィール
Kaz

熱狂的にフローターを愛す30代半ばの釣り人です。宮崎在住・バス釣り歴15年・フリーのITエンジニアとして働いています。

その他の運営サイト
  • バス釣り用フローター購入ガイド
  • ベイトフィネスリール購入ガイド
  • 実際にバスプロが使ってるロッドとリールの組み合わせを集めたタックルのデータベースサイト
  • 偏光グラスの選び方