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フルレンジ S61UL/SL(テイルウォーク)レビュー!一言でいうと「普通」のスピニングロッド
先日、スピニング用ロッドが「ポキッ」と折れてしまいました。
コンプレックが折れたぁー
お気に入りだったのにぃー
ショック・・・ pic.twitter.com/m5YsdNGMUr— bf_kaz🐟フローターでバス釣り (@bf_kaz) 2019年6月5日
残念ながらコンプレックス 262ULは生産中止となっており、もう買い直すことはできません。
そこで、その跡継ぎとして新ロッド『フルレンジ S61UL/SL(テイルウォーク)』を購入しました。
今、僕の中でテイルウォークが大ブーム。
この前買ったロッドはコスパも良かったし、リールがまた最高で、僕のハートは完全にテイルウォークに撃ち抜かれてます。
だからその分、今回買った『S61UL/SL』への期待も高い!
『フルレンジ S61UL』のファーストインプレッション
さて、肝心な『S61UL/SL』の使用感ですが・・・
普通!!
ティルウォークの一ファンとして、できることなら良いところを見つけて書きたいんだけど、ほんと『普通』
キャストのしやすさ・持ちやすさ・魚のいなしやすさ、全てにおいて『THE・平均点』って感じ。
ウルトラライトにしてはちょっと硬め
今まで使っていた『コンプレックス 262UL』と『フルレンジ S61UL/SL』は、同じくらいの価格帯です。
ただ、比べてみると『硬さ』がちょっと違います。
『フルレンジ S61UL/SL』は、ちょっと芯があるというか、ウルトラライトにしては硬めな印象。
その分、水中の変化を感じ取る感度は高いです。
『コンプレックス 262UL』の方が、ベロンベロンに柔らかい印象。
その分、フィネス系ワームのキャストがしやすく、魚もバラしにくかったです。
どちらが良い・悪いというよりは、好みの問題になるのでしょうが、僕はコンプレックスが好きだったかな。
『6.1ft』はフローター釣行にベストなロッド長
フルレンジ S61UL/SLのロッド長は『6.1ft(185cm)』と、一般的なバス釣りロッドと比べると、少し短めです。
しかし、フローター釣行がメインの僕にとって、これが扱いやすい絶妙な長さ。
ロッドが短いことのメリットは、正確な場所にルアーをキャストしやすいこと。
その分、ルアーの飛距離は落ちますが、狙いのポイントまで近づくことができるフローターなら問題ありませんね。
とはいえ、これ以上短くなると、ロッドのしなりが出なくなるので、バスをバラしやすくなってしまいます。
S61ULを買っていい人、ダメな人
フルレンジ S61ULは、ほとんどの人が平均点を付ける品質だと思うので、
- 硬さ:ウルトラライト
- 長さ:短め
- 価格:10,000円~15,000円
みたいに、ざっくりな条件でロッドを探してる人が買うのは「あり」です。
でも、
「いつもはもう少し値段の安いロッドを使ってるけど、今回は奮発して、ちょっと値段が高めのロッドを使ってみたい」
と思って新ロッドを探してる人が、このロッドを選ぶのは「なし」です。
感動するほどの違いは感じられないと思います。
ロッド選びは値段よりも相性が大事
フィネス系ロッドって、評価が難しいんですよね。
最近は、値段が安いロッドでも十分品質が高いから。
例えば、フルレンジ S61ULを点数で言うと『80点』なんです。
コンプレックス 262ULは、『85点』ぐらいかな。
でも、その『5点』の差って性能の差ではなくて、「僕が使いやすいか?」「使いにくいか?」の評価です。
もし、「コンプレックスの柔らかさが苦手だ」と思う人なら、コンプレックスの評価を『70点』とするかもしれません。
じゃあ、フルレンジ S61ULの80点を100点にする為に、「数万円上乗せして買い直すか?」って言うと、僕はしないです。
「買い直したロッドが自分に合うかどうかも分からないし、キリ無いよな・・・」と思ってしまう。
結局、ロッドは相性なんですよね。