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フローター『ZF-158VH』をエレキ化!モーターマウントの自作
マウントとエレキモーターの取り付け方
マウントは、後方スペースに設置します。
本来、クーラーボックスなど荷物を置く為のスペースですが、底布も思ったより頑丈だし、荷物を固定するベルトも付いてるので、うまく利用できました。
まずは、二本のベルトロックを外します。
ベルトの下にマウントを入れます。
マウント奥側のポールは可動式になっています。
本体としっかり密着する位置に動かしてください。
上側のベルトとマウントをロックします。
ベルトがゆるい場合はアジャスターで長さを調整します。
エレキを取り付ける部分にベルトが覆いかぶさっているので、両端に押しのけます。
この部分はもう少し余裕を持ってもかったのですが、サイズをコンパクトにすることで軽さの方を重視しました。
エレキを載せます。
クランプのネジを回し、しっかりとエレキを固定します。
以上で、完了です。
モーターマウントの作り方・必要なもの
『イレクター』を使用しました。
パイプとジョイント部品を組み合わせて、最後に接着剤を付けるだけです。
使用した部品一覧
① 板(横:300mm×縦:90mm×幅:40mm )
厚さ4mmのディメンションランバー材を購入し、横:300mm×縦:90mmにカット。
塗装して取り付けました。
②~⑩ イレクター・ジョイントパーツ
- ② J-102A ・・・ 2個
- ③ J-4・・・ 4個
- ④ J-7C・・・ 2個
- ⑤ J-12B・・・ 3個
- ⑥ J-102B・・・ 2個
- ⑦ J-110A・・・ 2個
- ⑧ J-49・・・ 4個
- ⑨ J-5・・・ 2個
- ⑩ J-15B・・・ 2個
各ジョイントパーツの詳しい解説は、下記のサイトをご覧ください(パーツの使い方や使用例・価格などが掲載されています)↓
イレクター・プラスチックパイプ(Φ28)
イレクターパイプは、下記の長さに合わせてカットします。
- ① 200mm・・・ 2本
- ② 148mm・・・ 5本
- ③ 490mm・・・ 1本
- ④ 50mm・・・ 2本
- ⑤ 22mm・・・ 2本
- ⑥ 87mm・・・ 2本
- ⑦ 140mm・・・ 2本
- ⑧ 193mm・・・ 2本
- ⑨ 98mm・・・ 1本
合計:2712mm(2m 71.2cm)
その他
- イレクターパイプ切断機
- イレクター専用 サンアロー接着液
- 板取付け用ネジ 皿・木ネジ(3.5×20mm) ・・・ 8ヶ
- 板塗装用 アクリル カラースプレー(ツヤ黒)
- 板下地用 木部用プライマー
- 板補修用 木工パテ
接着液を塗るところ
モーターマウントのサイズ
マウントの機能性
Check①
L字型のジョイントパーツを取付けて、ベルトがズレ落ちるのを防いでいます。
Check②
フローター本体と密着させる為のポールです。
プロペラが回転する力での浮き上がりを防いでいます。
Check③
フローター本体と密着し、後方向のズレ・横方向のズレを防いでいます。
Check④
フローター本体と密着し、横方向のズレを防いでいます。
Check⑤
高さを75mm~175mmの間で変えられるので、様々な大きさの板を固定できるようになっています。
注意点
対応するエレキモーターについて
動作確認を行ったエレキモーターは、『モーターガイド R3 30HT-30』のみです。
他のエレキモーターに取り付ける場合は、サイズ画像を参考に確認してみてください。
最大スピードについて
『モーターガイド R3 30HT-30』のスピードコントロールは5段階ありますが、このエレキマウントでは、スピード『4』が限界です。
最大スピードの『5』にすると、プロペラが回転する力でマウントが少し浮き上がってしまいます。
それでも進みはしますが、念のためスピード『5』での使用はオススメしません。
僕はいつもスピード『3』で移動しているので、スピード『5』が使えなくても不自由は感じないと思いますが・・・
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自作すると、イレクターパイプをカットする為の工具とか板の塗料代などで結構な初期費用がかさむので、高い値段はないと思いますよ。
特にイレクターパイプ切断機が高い・・・
このマウント、なにより僕が欲しかったんです。
売ってたら絶対買ってた。
だって、試作機の為に何回もフローター膨らませて、水に浮かべて、ホームセンターを往復して・・・労力が半端ない。
結局、使えなくて取り外した部品もたくさんあるし、失敗してダメになったパイプもたくさんあります。
そう考えると、前フローター(ZF-148VSK)のエレキ化は楽でしたね。
ヤフオクで買ったゴムを貼りつけて、純正ブラケットを付けるだったので。
使用しているエレキモーターとバッテリー
エレキモーター
『モーターガイド R3 30HT-30』を使用しています。
エレキモーターの中では一番推進力が低いモデルですが、その分軽いので持ち運びが楽です。
そもそも、これよりスピードが早いエレキだとマウントが持たないですし、スピードもこれで十分です。
ZF-148VSKをエレキ化したときの動画ですが、使用しているエレキは『モーターガイド R3 30HT-30』なのでスピードは同じです ↓
なお、エレキの向きは反転させておいてください ↓
バッテリー
バッテリーは、LONG WP20-12(20Ah 12V)を使ってます。
小さく軽いです。
一個だと、約4~5時間持ちます。
長時間釣行のときは、二個持っていきます。
このバッテリーとエレキを接続するときは、バッテリーの端子の丸い穴にエレキ側のクリップを直接挟んでいます。
今のところ外れたりしたことはありません。
バッテリー充電器
バッテリー『LONG WP20-12』の充電器は、大自工業 PC-100を使用しています。
いつも、楽しく読ませてもらっています
158vhエレキマウント大変興味深く読んでいます。
さて、今回少し確認お願い申し上げますのは イレクターパイプの合計に、誤りがあるかと思いますが一度確認してもらえるとこのあとの方々が助かると思います。という自分もこのブログをみてGW中に作成しようと思ったタイプなので大変助かっています。 ゼファーフローターの、エレキ化での釣り楽しみにしています。