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ボートのバックシート(後部座席)で釣れない人の攻略法&野尻湖釣果

野尻湖(宮崎県宮崎市)

2016年10月8日(土)6:00~16:00 野尻湖

シェードが絡む2mレンジでのダートアクションが当たりでした。

野尻湖で釣れた40cmのブラックバス

スーパースレッジ大活躍!

最大魚がギリ40cm、合計7匹の釣果とデカバスはゲットできませんでしたが、パターンを見つけてからはコンスタントに釣れてくれて、飽きずに楽しむことができました。

さて話は変わり、バックシートの話。

アルミボートに二人乗っている様子

※別の日・別の池での一枚(友人たち)

今回は、友人のアルミボートの後部座席、いわゆるバックシートに乗せてもらっての釣行でした。

しかし、バックシートって難しいんですよね。

自分の投げたいところに投げれないし、釣りのテンポが違うから使いたいルアーも使えず…自分のペースで釣りはできません。

僕も最初の方は全く自分の思うような釣りができず、ほんと苦労しました。

だけど、前の人が「どんなルアーを使っているか?」「どんなポイントを狙っているか?」をよーく観察して、それに応じた釣り方ができれば、ちゃんと結果はついてきます。

そこで今回は、僕なりのバックシートで釣る為の攻略法を紹介!

1.同じルアーを使わない

たくさんのルアー

バスがエサを見つけて追ってこれる距離は、季節や水の状況によっても大きく違いますが、最大10m以上と言われています。

だから、前の人がクランクやスピナーベイトなどアピール力の強いルアーを使っている場合、食い気のあるバスは、ほぼ釣られてしまうと思っていいでしょう。

しかし、全てのバスに食い気があるわけではありません。

例えば、リアクションにしか反応しないバスもいるわけですから、ジャークベイトでダートさせてみたり、シャッドを早巻きしてみたりと、前の人が釣れなかったバスを釣る方法は色々あります。

もちろん、スモラバやノーシンカーワームなど食わせの釣りも効果的です。

ただ、前の人がテンポの早いルアーを使っている場合、沈めてボトムを取っている時間は無いので、「ここぞ!」という一級ポイントだけを狙って、一投で仕留める必要があります。

逆に前の人がフィネスしてる場合は楽ですね、こちらは何でも投げれます。

巻き物などテンポの速いルアーを使えば、何度もキャストできるくらい時間に余裕がありますから、レンジや間隔を細かく刻む釣りができます。

ところが、もし「今日はこれでしか釣れない!」というパータンを見つけてしまった場合。

どうしても前の人と使うルアーは被ってしまうので、ルアーのサイズを大きくしてみたり、色を変えてみましょう。

釣れる本数は負けてしまいますが、デカバスを釣るチャンスは十分残ってます。

2.同じポイント・ラインも積極的に狙う

オーバーハング

バックシートだと、前の人に一級ポイントや狙いどころを先に打たれてしまうというシーンは非常に多いです。

しかし「もう前の人が打ってるから…」と、同じラインを通さなかったり、同じポイントを打つのを避けるのはもったいない!

意外と釣れるんです。

「1.同じルアーを使わない」と同じ要領で、前の人と違う釣りをすれば、釣れるバスはたくさんいます。

今回の釣行でもそうでしたが、前の人がクランクやネコリグで打ったポイントをジャークベイトで釣ってます。

3.道具にお金を掛ける

メタニウムMGLとSSAIR

とはいえ、前の人よりも先に一級ポイントにルアーを入れることができれば、当然、その方が簡単に釣れます。

その為に必要なのが、良い道具。

例えば、前の人よりも飛距離のあるリールがあれば、前の人を通り越して先のポイントを打つことができます。

また、前の人がベイトフィネスタックルを持っていない場合、ベイトフィネスタックルはかなり優位な戦力になります。

スピニングタックルだと、木が生い茂るハードカバーにライトリグはなかなか入れづらい。

もし、バスが掛かったとしても、スピニングロッドではパワーが無いし、あっという間に枝に巻かれてラインブレイクするのが目に見えてますからね。

しかし、ベイトフィネスタックルなら、パワーもあるし、太いラインも扱えますから、ハードカバーにも躊躇することなく、ガンガンライトリグを投げ込むことができます。

特にプレッシャーが高いフィールドでは、そういった「キャストしにくいなぁ~」というポイントにバスはいるので…

ベイトフィネスリールとスピニングリールの違い

逆に前の人よりも性能が劣るタックルしか持っていない場合は、かなり厳しい釣りになります。

基本的には前の人が釣りしやすいボートポジションになりますから、岸までの距離が遠くてルアーが届かない!なんてことになると、もう釣りになりません。

あと、ルアーのバリエーションを揃えることも大事です。

今回の釣行では、2mレンジでバスの反応を得られましたが、1mレンジでは全く反応がありませんでした。

同じジャークベイトでも、この1mの差を埋められるバリエーションがあるか?

これだけで釣果は大きく変わってきます。

例えば、スピナーベイトに関しても、何でも平均的にこなせるハイピッチャーを使うより、クリスタルsシャローロールやD-ZONEを使い分けるって感じですね。

最後に

アルミボートに乗る二人の後ろ姿

バックシートだと、前の人ばかり釣れてしまい、イライラしてしまうことがあるかもしません。

でも、フロントシートで操縦する側も、これはこれで結構気を遣ってるんです。

僕もたまに後ろに初心者を乗せて釣りすることがありますが、後ろの人が投げやすいようにボートの向きを考えたり、できるだけ間隔を空けてキャストしたりと、色々考えてやってます。

それでも、適当なキャストで釣れてしまったりと…難しいんです。

バックシートは、ボートに乗せてもらってる身です。

その感謝を忘れないようにしたいと思ってます。

結論として…やっぱり自分のペースで釣りができるフローターが一番ですね!

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Kaz

熱狂的にフローターを愛す30代半ばの釣り人です。宮崎在住・バス釣り歴15年・フリーのITエンジニアとして働いています。

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