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格安&軽量エレキモーター『HAIBO T18』レビュー

定価18,000円の格安&軽量エレキモーター『HAIBO T18』を購入しました。

実際に使ってみたので、使用感や評価のレビューをしていきます。

「値段が安すぎて、本当に使えるのか不安?」

「18lbsって、どれくらいのスピードが出るの?」

といった疑問をお持ちの方、ぜひ参考にしてみて下さい。

結論から言うと、パワーは十分あるし、トランクに積めるくらいのコンパクト感が一番の衝撃でした。

18lbsでもスピードは十分速い

実際のスピードについては、動画を参考にしてください↓

『HAIBO T18』の推力は18lbsとなっています。

今まで使用していたエレキ(モーターガイド R3 30HT-30)は30lbsありましたが、あまりスピードを出しすぎると、エレキのパワーに押されて自作のモーターマウントが浮いてしまいまいます。

結局、使えるのは[中速]が限界だったので、HAIBO T18の[高速]と同じくらいのスピードでした。

操作スイッチの説明

|: 始動
〇:停止
R:バック

-:通常スピード
=:高速

早いとは言えませんが、人が早歩きするくらいのスピードはあります。

手で漕ぐのに比べたら、水上では十分すぎるくらいのスピードです。

ただし、重量のあるアルミボードや2人乗った状態のゴムボードは厳しいと思います。

フローターや小型ゴムボートでの利用がオススメです。

軽くてコンパクト

全長は80cmしかなく、重量もたったの2.4kg。

めちゃくちゃ軽くてコンパクトなエレキモーターになってます。

フローター釣行で一番大変なのは、車から水辺までの運搬です。

できるだけ一回で運び終えたいので、肩にはフローター、左手にはタックルとエレキ、右手にフィンやバッテリーの入ったバッカン。

これだけたくさんの荷物を一度に運ぶことになるので、エレキが軽いだけでも非常に身軽になります。

そして、一番のインパクトは「サイズ」

トランクの中に収納できる小ささです。

今までエレキは常に車の助手席に積んでいたのですが、人がたくさん乗る用事があるときは、わざわざ自宅にエレキを戻さなくてはいけなくて・・・

その面倒がなくなって、本当に良かった。

「HAIBO」というメーカーについて

HAIBO(ハイボモーター)は、中国のエレキモーター専門メーカーです。

【英語】Haibo motor 公式サイト

ミンコタやモーターガイドに比べると日本での知名度はまだまだ低いですが、品揃えも良いし値段も安いので、これから日本での流通数も増えてきそうな気がします。

HAIBO T18のスペック・仕様

Mini Trolling Motor - HAIBO

lbs(ポンド)とは?

「lb」は物体の質量を表す単位、その複数形が「lbs」

18 lbs = 8.16 kg

HAIBO T18の場合、約8kgの水を移動する力を持つことになります。

想像しにくいですが、18lbsはエレキモーターの中では小さい推力です。

推力の大きいエレキモーターを使えば、進水スピードは早くなりますが、本体重量が重くなり、バッテリーの消費スピードも早くなります。

使用バッテリーについて

使用バッテリー・充電器については、下記の記事をご覧下さい↓

フローター『ZF-158VH』をエレキ化!モーターマウントの自作

6時間程度の半日釣行であれば、バッテリーは一個。

丸一日の釣行の時は、2個バッテリーがあると安心です。

初期セッティング(プロペラの取り付け)

購入した状態は、まだプロペラが取り付けられていない状態です。

自分でプロペラを取り付ける必要があるのですが、説明書も何も同封されていなかったので、ここに情報を残しておきます。

1.黒いキャップを外す。

2.モーターからプロペラに動力を伝えるための「シャーピン」を差し込む

3.プロペラの溝に合わせて差し込む

4.付属品の黒いキャップを取り付け

5.付属品の黒いドライバーでキャップを締めこむ

6.取付完了

フローター用セッティング(ヘッドの180度回転)

フローターは、フィンで漕ぐときと後ろ向きに進みます。

エレキで移動するときも後ろ向きに進ませるためには、事前にヘッドを180度回転させておく必要があります。

1.ヘッドを固定しているネジを一本取り外します。

2.ヘッドを少し上に持ち上げてから、クルッと180度回転させます。

3.ヘッドを固定するネジを締めればOKです。

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Kaz

熱狂的にフローターを愛す30代半ばの釣り人です。宮崎在住・バス釣り歴15年・フリーのITエンジニアとして働いています。

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