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【失敗談】エレキモーターはモバイルバッテリー・ジャンプスターターでは動かない
今回、以下の２つのモバイルバッテリーを使って、エレキモーターが動かせないか？実験してみました。
- 12V出力できるモバイルバッテリー
- ジャンプスターターバッテリー
しかし、結果は２つとも失敗。
もし、同じようなことを試そうとしている人がいたら、これを見れば失敗しなくて済むと思うので、記録として残しておきます。
使用したエレキモーターは、定格電圧12Vの「モーターガイド R3 30HT-30インチ」です。
鉛バッテリーを繋いで、エレキの消費電流を計測したときは、約2.5A～3.0Aでした。
１．12V出力できるモバイルバッテリーで失敗
まずは、１つ目の失敗バッテリー。
Amazonプライムデーで、2,399円と格安でした↓
モバイルバッテリー（15000mAh）PowerArc － Amazon
ほとんどのモバイルバッテリーは5Vしか出力できませんが、このモバイルバッテリーは、12Vの出力も可能です。
また、Power Delivery対応なので、トリガーケーブルを使って最大2.5Aの電流を流すことができます↓
USB Type-C PD対応トリガーケーブル（12V）WITRN PDC003 － Amazon
※現在、12Vモデルが品切れ中のようで選択できないようになっています。間違えて20Vを購入しないようご注意ください。
さっそく繋いでみたところ、一瞬だけ、エレキのプロペラが「クルッ」と回転。
しかし、その後はピクリとも動きません。
するとエラーを示すようにモバイルバッテリーのランプがピカッと点灯しました。
その後、すぐにランプはスッと消灯。
と同時に、モバイルバッテリーの電源が落ちてしまいました。
もう一度やってみましたが、結果は変わらず。
今度は、一瞬たりともエレキは動きません。
原因は、おそらく電流不足・・・
このモバイルバッテリーが出力できる電流（2.5A）を超える電流をエレキが引っ張り出そうして、耐えきれなかった？保護回路が働いたのか？
モバイルバッテリーの動作が停止してしまう状態に陥ってしまったようです。
もしかすると、3A出力できるモバイルバッテリーなら、ギリいけたかもなぁ。
２．ジャンプスターターバッテリーで失敗
２つ目の失敗バッテリーは、ジャンプスターターバッテリー。
本来、車のバッテリーが上がったときのエンジン再起動として販売されているものです。
Amazonタイムセールで、2,499円とこちらも格安でした↓
ジャンプスターター（12V・8000mAh）GOOLOO － Amazon
ジャンプスターターとはいえど、中身は同じリチウムイオンバッテリーです。
１つ目のバッテリーと違うところは、最大400Aの大電流を流すことができること。
もちろん、エレキを動かすのにそんな大電流は必要ありません。
しかしこれで動けば、１つ目のバッテリーが動かなかった原因は、電流不足でほぼ確定です。
さっそく繋いでみたところ、やっぱり動いた！
プロペラの回転スピードも正常です。
ところが、30秒くらいしたところで、「ピーーー」という音と共に止まってしました。
どうやら、連続使用はできないもよう。
車のエンジンだったら、掛かったあとにこのバッテリーは取り外しますもんね。
短時間で大電流を流すので、安全の為、連続使用時間に制限が掛けられているのだと思います。
３．ポータブル電源は使える？
まだ購入してはいませんが、次に狙っているのがキャンプなどに用いられる多目的バッテリーです。
今まで試したバッテリーの中で一番高額となりそうです↓
出力電流が12V/5Aということで、今、エレキモーターに使用している鉛バッテリーとかなり近いスペック。
よって期待値は高いのですが・・・レビューを見ていると、「満充電では12V出るが、75%で11V、25%で10V」と気になる内容がありました。
このレビュー通りであれば、一時間もしない内にプロペラの回転スピードが落ちることが予想されます。
だとすれば、釣りには使えない。
ということで、以上「エレキモーターはモバイルバッテリー・ジャンプスターターでは動かない」でした。
しかし、悔しい・・・。
またモバイルバッテリーが安いタイミングがあれば、買ってリベンジするので、数ヶ月後に見に来てください。