「ジョイクロ70」は興味本位で買わない方がいい、絶対に・・・使い方はむずいし、アクションでラインは絡むし、釣果は散々だった話。

先日、『ジョインテッドクロー70 （ガンクラフト）』を購入しました。

パッケージを見るだけで、ウズウズが止まりません。

「この小っちゃいジョイクロで早くバスが釣りたい！」

ってことで、早速、フローター釣行してきました。

気合が入っていたので、いつもより少し遠出。

車で一時間かけて、野尻湖・岩瀬ダム（宮崎県）へ。

［釣行日時］2020年4月10日（火）7:00～13:00

「今日はジョイクロ70でバスを釣る為にここまで来た。ジョイクロで釣るまで、絶対に他のルアーを使わない！」

そう決めて挑んだのですが・・・

結果は散々でしたー

６時間やって、子バスが２匹。

小っちゃいジョイクロ君、期待を裏切る使い辛さです。

このルアー、超デリケートです。

ロッドを少しでも強く動かすと、すぐイレギュラーに動いて、ラインがフロントフック絡まってしまいます。

これじゃあ、何もアクションができない・・・

仕方ないので、ずっとタダ巻きしてたんですが、今回のフィールドは宮崎でも難易度の高い場所。

タダ巻きで釣れてくれるほど、甘っちょろいバスはいてません。

魚からの反応が全く得られないまま、刻々と終了時間が近づいてきます。

さすがにノーフィッシュでは帰れない！！

そこで、ラインが絡まるのを覚悟で、強引に連続トゥイッチ。

キャストの度にラインがフロントフックに絡まってイライラしましたが、ようやく手ごたえが！

続けてもう一匹、同じアクションで釣れました。

ロッドとの相性もあるのかもしれませんが、とにかくロッドで弾くとラインが絡まってしまうので、使えるアクションが少なすぎます。

基本アクションは『タダ巻き』

タダ巻きしたときは、お尻を振りながらウネウネした動きをします。

しかし、ゆっくり巻き過ぎるとダメ。

今度はI字ルアーみたいな直線状の動きになっていまいます。

大きいジョイクロみたいに、キレイなS字を描けるわけではありません。

ジャークのような大きいロッドアクションを仕掛ければ、左右にキレのある動きをしますが、ラインが絡むので、絶妙な力加減が必要になります。

スモラバをシェイクするような感じで優しいトゥイッチが、ラインを絡ませずにアクションできるギリギリのライン。

しかし、動きはめちゃくちゃキレイです。

ルアーを動かしてる僕が小魚と見間違えるほどリアルなフラッシングを放ちます。

だから、使いどころがないわけじゃないんです。

使えるシーンが少ないだけで・・・

例えば、水質が透明なフィールドで、見えバスを狙うときには最高のルアーかもしれません。

自分の目で見ながらルアーを動かすと、本当に良い動きをします。

重量自体が軽いというのもあるのですが、形状が風に乗らないというか・・・あまり遠くに飛ばせません。

• フローティング：4.1g
• シンキング：4.6g

SS AIR（ベイトフィネスリール）を以ってしてもキャストしにくい感じだったので、今回はスピニングタックルを使用しました。

それでも、飛距離はイマイチ。

この飛距離の無さは、陸っぱりだと相当使いにくいでしょうね。

形状的にスキッピングも水切りしないし。

僕と同じくフローティングタイプを購入した場合は、ウエイトシンカーで重量を水増しして、ちょっと沈めて使うと丁度良いかもしれません。

正直、買う前から「どんな動きをするか？」多少は想像できてました。

形状からしてスパイテールと似てるし、ジョイクロ148を買ったときに、サイズが小さくなるとS字も小さくなるってことを学んでる。

だから、それほど期待値は高くなかったのですが・・・

とはいえ、3,000円弱するルアーですからね。

どうしても、値段に見合う釣果は期待してしまいます。

そう考えると、さすがにコスパ悪すぎです。

それでも買ってしまったのは、やっぱり『惚れ』

見た目は超カッコイイ。

僕も見た目で買ったようなもんです。

でも、やっぱり興味本位で買うにはちょっと高すぎたかもなー