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フルレンジ S61UL/SL(テイルウォーク)レビュー!一言でいうと「普通」のスピニングロッド

先日、スピニング用ロッドが「ポキッ」と折れてしまいました。

残念ながらコンプレックス 262ULは生産中止となっており、もう買い直すことはできません。

そこで、その跡継ぎとして新ロッド『フルレンジ S61UL/SL(テイルウォーク)』を購入しました。

今、僕の中でテイルウォークが大ブーム。

この前買ったロッドはコスパも良かったし、リールがまた最高で、僕のハートは完全にテイルウォークに撃ち抜かれてます。

だからその分、今回買った『S61UL/SL』への期待も高い!

『フルレンジ S61UL』のファーストインプレッション

さて、肝心な『S61UL/SL』の使用感ですが・・・

普通!!

ティルウォークの一ファンとして、できることなら良いところを見つけて書きたいんだけど、ほんと『普通』

キャストのしやすさ・持ちやすさ・魚のいなしやすさ、全てにおいて『THE・平均点』って感じ。

ウルトラライトにしてはちょっと硬め

今まで使っていた『コンプレックス 262UL』と『フルレンジ S61UL/SL』は、同じくらいの価格帯です。

ただ、比べてみると『硬さ』がちょっと違います。

『フルレンジ S61UL/SL』は、ちょっと芯があるというか、ウルトラライトにしては硬めな印象。

その分、水中の変化を感じ取る感度は高いです。

『コンプレックス 262UL』の方が、ベロンベロンに柔らかい印象。

その分、フィネス系ワームのキャストがしやすく、魚もバラしにくかったです。

どちらが良い・悪いというよりは、好みの問題になるのでしょうが、僕はコンプレックスが好きだったかな。

『6.1ft』はフローター釣行にベストなロッド長

フルレンジ S61UL/SLのロッド長は『6.1ft(185cm)』と、一般的なバス釣りロッドと比べると、少し短めです。

しかし、フローター釣行がメインの僕にとって、これが扱いやすい絶妙な長さ。

ロッドが短いことのメリットは、正確な場所にルアーをキャストしやすいこと。

その分、ルアーの飛距離は落ちますが、狙いのポイントまで近づくことができるフローターなら問題ありませんね。

とはいえ、これ以上短くなると、ロッドのしなりが出なくなるので、バスをバラしやすくなってしまいます。

S61ULを買っていい人、ダメな人

フルレンジ S61ULは、ほとんどの人が平均点を付ける品質だと思うので、

  • 硬さ:ウルトラライト
  • 長さ:短め
  • 価格:10,000円~15,000円

みたいに、ざっくりな条件でロッドを探してる人が買うのは「あり」です。

でも、

「いつもはもう少し値段の安いロッドを使ってるけど、今回は奮発して、ちょっと値段が高めのロッドを使ってみたい」

と思って新ロッドを探してる人が、このロッドを選ぶのは「なし」です。

感動するほどの違いは感じられないと思います。

ロッド選びは値段よりも相性が大事

フィネス系ロッドって、評価が難しいんですよね。

最近は、値段が安いロッドでも十分品質が高いから。

例えば、フルレンジ S61ULを点数で言うと『80点』なんです。

コンプレックス 262ULは、『85点』ぐらいかな。

でも、その『5点』の差って性能の差ではなくて、「僕が使いやすいか?」「使いにくいか?」の評価です。

もし、「コンプレックスの柔らかさが苦手だ」と思う人なら、コンプレックスの評価を『70点』とするかもしれません。

じゃあ、フルレンジ S61ULの80点を100点にする為に、「数万円上乗せして買い直すか?」って言うと、僕はしないです。

「買い直したロッドが自分に合うかどうかも分からないし、キリ無いよな・・・」と思ってしまう。

結局、ロッドは相性なんですよね。

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Kaz

熱狂的にフローターを愛す30代半ばの釣り人です。宮崎在住・バス釣り歴15年・フリーのITエンジニアとして働いています。

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